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- 真新しい作品ではありませんが・・・・
- まる 今日は 私の大好きな映画を 真剣に語ります。
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- タイトル: ムーラン・ルージュ
ムーラン・ルージュ を 観て以来 ニコール・キッドマン のファンです。
それまでの トム・クルーズの七光り的な女のヒガミの合い混じった見方を
くつがえした作品ではないかと 思います。
この作品で彼女は
私って美人なだけじゃなくって 結構コミカルだし(?)歌も歌えるのよ(!)
という 以外な一面を見せてくれました。
音楽が好物の生き物の 私と いたしましては、映画が後悔される前に
サントラに惚れ それを聞き込んでから 劇場に行くというパターンは
しばしばですが、この映画もその一つでした。
こんなのあり?っていうくらい・・・
有名なロックの名曲でミュージカルしちゃってる最高に楽しいアルバムです。
中でも ユアン・マクレガーの歌唱力には驚くと共に 感動しました。
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- アーティスト: Original Soundtrack
- タイトル: MOULIN ROUGE
ノミネートは されたものの 残念ながら
この作品では主演女優賞を逃した彼女でしたが
翌年
「めぐりあう時間たち 」で主演女優賞を獲得しました。
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- タイトル: めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)
非常に シリアスな内容の話しです。
いわゆる暗い映画です。
これは ウツ病の女の映画だと 忌み嫌う人も多いようです。
好き嫌いの別れる 賛否両論の映画・・・。
三つの時間 三人の女性の人生を 交差させながら
実に良くできたストーリー。
ジュリアン・ムーアは 薄幸な女性の姿にハマり役・・・
メリル・ストリープは演技力が スゴすぎて 圧倒されました。
結婚って何?愛するって何?生きるって何?そんな
行き詰った時間を
自分自身も過ごしていた時期に 私は この映画を 観ました。
それぞれが存在感を放つ女性達が 一見なんでもないような日常の中で
小さな決断の積み重ねを繰り返し 「一日」という長さの時間を過ごす。
生きるということを 前提にして
何が正しくて 何が間違っているのか 一言で語るには 難しい。
悲しいけど深くて 小さな希望が感じられる そんな映画でした。
ラストシーンあたりで ジュリアン・ムーア演じる女性の 台詞が
忘れられません。
「その生活は私にとって死でした。私は生きることを選んだのです。」
欲望も 病も 裏切りも 死も 無い 美しいだけの 世界なら
苦しむことなく 生きてゆけるのだろうか?
何かの本に書いてありました。
生と死 愛と憎 それは 背中合わせにある。
ニコール・キッドマン自身も トム・クルーズと破局が言われていた時期
だったと思うので その演技は 迫真に満ちていたように 見えました。
辛いことがあっても コミカルに振舞って(歌って踊れて)
シリアスな場面に 向き合うこともできて
そして 輝いている・・・。
そんな女性に なりたい。(^^☆